グリーンカード:申請書類

婚姻証明書を無事に手に入れ、今度はいよいよグリーンカードの申請です!

グリーンカードの申請に必要なI-485と合わせて申請をすれば

I-765(就労許可証申請書)とI-131(渡航許可証申請書)は無料で申請できます。

書類の準備は本当に大変ですが、頑張って準備をしましょう☆


申請料金(2018年5月現在)


もしグリーンカードの申請とは別に就労・渡航許可を申請した場合

別途で$1,070もかかることになります。

これから就労するつもりやアメリカ国外へ渡航予定がなくても

グリーンカードの申請には時間がかかる場合もありますので

I-485を送付の際に、一緒にまとめて申請しておきましょう。


申請料金は私が申請している間にも、$100の値上げ変更がありました。

常に最新の情報を上記リンクから確認してくださいね!


I-485申請に必要な書類

  1. パスポートのコピー(運転免許証などアメリカ政府発行IDがある場合はそれも)
  2. アメリカのパスポートサイズの写真  2枚(裏面に名前記入)
  3. 戸籍謄本・抄本+英語翻訳  
  4.  I-94(websiteページをコピー) 
  5. フィアンセビザのフォトコピー 
  6. K1ビザで渡航時の入国スタンプコピー
  7. マリッジサーティフィケイト 原本
  8. K1ビザ申請時に受けた渡航検診コピー
    (※検診日から1年以内でありワクチン接種条件を満たしていれば、I-693の代わりになります) 
  9. I-864 (Affidavit of Support 旦那様がスポンサーとして準備)
  10. I-864のサポート書類
    - Tax Return:去年度の確定申告書類
    - 勤務先からのEmployment Letter
    - Paystub:給与明細(2ヶ月分)
    - Bond Statement:借用証書
  11. I-129F申請時に送付されたI-797のコピー
  12. 申請料金 $1,225 (checkまたはmoney order)
  13. 銀行の共有口座・賃貸契約書等、2人の関係が証明できるもの
  14. G-1145(受領通知メール配信希望申請)

注意して頂きたいのが、写真・写真付きID書類などは特にカラーコピーで提出しましょう。

申請書類は全てコピーを取っておき(カラーのページはカラーでコピー保存)

また念の為に、申請料のcheckまたはmoney orderも両面コピーし配送時の領収書なども

大切に保管しておきましょう。配送には追跡可能なFedexやUPSをお勧めします。



なぜカラーコピー?

私は以前M1ビザでコース修了後にOPTの申請をした際、

ID不足の為という理不尽な理由でOPTを却下された経験があります。

手続き処理に通常よりも時間がかかったのは言うまでも無く

何度も書類が別のオフィスへ転々と転送され…

IDがありませんと言うあり得ない「書類不足通知」を受けて

カラーでパスポートコピーと念の為にカラー写真を2度も送ったことがあります。


最終的には、結局書類不足でOPTは拒否されました。その後Appeal(不服控訴)までしました。

そのappeal申請の際に、「自分はきちんと書類を提出しました」と証明する為に

提出書類のコピーを添付するのですが…

写真付きページを全てカラーでコピーを取っていなかった為とても後悔した記憶があります。


私は学校の担当者に全てOPT申請のサポートをお願いしていたので

申請書類に不備はなかったのですが(断言して言えます)

自分がきちんと申請の書類を準備していても、今回の私のケースのように

転送に転送を重ねるうちに、書類が1部無くなってしまったということは

残念ながら稀にあるようです…本当に勘弁して欲しいですよね。


なので、経験からもコピーは写真付きの提出書類はカラーで。

写真の裏面には自分の氏名A Numberの記入をお忘れなく!


健康診断について

K1ビザ申請時に受けた渡航検診のコピーがあれば、改めてアメリカで検診を受けなくていいの?

K1ビザからグリーンカードの申請をされる方は、必ずこの疑問にぶつかると思います。

筆者の体験を元にして述べると、別途検診は要りませんでした。

ちなみに渡航検診が有効になる場合は、申請日が検診日から1年以内であり

ワクチン接種条件を満たしているということです。

渡航検診の記事でも触れましたが、I-485申請に必要なワクチンを日本で打っておきましょう。


ちなみに、私が不安になったのは面接日のお知らせNOAが来た時。

健康診断はI-485申請の後に別途送付または面接時に持参でも大丈夫なので尚更心配に。

しかも持参書類の2番目にI-693を持ってくるよう、下記のように記載されているんです…


A completed medical examination(Form I-693) and vaccination supplement 
in a sealed envelope(unless already submitted).


これを読んだときは、正直かなり不安になりました。

『私の検診結果はただのコピーで封がされていない…!泣』と。

その後、USCISのコールセンターに電話して確認したら

「K1ビザの場合はフィアンセビザ検診が1年有効なので大丈夫ですよ〜」と言われました。

その言葉を信じて、アメリカ国内では追加検診は受けませんでした。


インフルエンザワクチンについて

加えて不安になったのは、インフルエンザワクチンのこと。

私が日本で検診を受けたのは9月。面接の通達が来たのは3月初旬。

基本的に、10月〜3月の間にフィアンセビザを申請をする場合、

渡航検診ではインフルエンザシーズンにかかるためインフルエンザワクチンが必要。

…それってすなわちグリーンカードの申請も同様なのか?

私がグリーンカードの申請をしたのは12月…インフルエンザシーズン真っ只中。笑

インフルエンザワクチン自体は打っていたけれど、USCIS指定の医療機関では受けていないし…


これも、USCISのコールセンターに電話して確認すると

「K1ビザ検診の受診日を基準にするので、インフルエンザワクチンは大丈夫です」と言われました。

これには、本当…?とすごく不安にさせられたけれど。笑

私の場合、I-485申請時に検診のコピーを提出していたので

もしワクチンの接種不足があれば、USCISから通知がくるだろうと思ったこともあり

自己判断ですが、面接までに結局インフルエンザワクチンは打ちませんでした。

結局、健康診断については面接の当日も特に触れられず、問題がありませんでした。


きっと本格的なシーズンに入るまでワクチンも手に入らなかったり

早く打ち過ぎても意味がないといった色々な都合があるのでしょうが…

私の様に秋〜春にかけての申請で不安な方は、渡航検診の際に

インフルエンザワクチンについてお医者さんに相談されてみてもいいかもしれませんね!



グリーンカードは弁護士なしで申請できる?

私は弁護士を雇わずに、旦那さまの力を借りながら自分達だけで申請をしました。

結果的に、弁護士さんのお力を借りずとも無事にグリーンカードの取得はできました。

ただ申請状況は千差万別、一概に弁護士なしで申請・取得ができるとは言い切れません。

逆に弁護士に申請を依頼してもグリーンカードが100%取れる保証はありません。


でも、実際に自分達だけで申請を経験してみて思ったことは…

ただペーパーワークが多いだけで、そこまで申請自体は難しくないということ。

「犯罪歴あり・アメリカにオーバーステイしてしまった

学生ビザで語学学校のみ転校を繰り返し、何年も滞在経験がある」といった

申請に際し気がかりな点がない限り、弁護士を雇うほどではないと個人的には思います。


ただこれは、私がK1ビザからのグリーンカード申請だからかもしれません。

実際に友人のH1ビザからの夫婦でグリーンカード申請の場合

また申請時に必要な書類も変わってくるのでとても大変そうでした。


弁護士を依頼してもしなかったとしても、結局感じるストレスは皆一緒です。笑

そして弁護士を使った方が人ひとり介しての作業になる分、時間はかかると思います。

しかし自分達だけで申請を進める場合は、不明な点に遭遇した時はとても不安になります。

それぞれメリット・デメリットはあるので、旦那さまと良く相談の上

弁護士をどうされるか決めてみてもいいかもしれませんね。

私達は、弁護士代をハネムーンに使いたいということで即却下になりました。笑




今回の記事はグリーンカードの申請書類に関してだったので、少し長くなってしまいましたが

私が実際に申請を通じて不安だったことを中心にまとめてみました。

皆さんのグリーンカード準備が、問題なく順調に進むことをお祈りしています♪


with Love♡ mimi

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2015年秋に資格取得のためM1ビザでNYへ。 2016年夏に現在の旦那さまと恋に落ち、その後国際結婚。 このブログではアメリカ国際結婚のイロハ 主にフィアンセビザ・グリーンカードについて綴っています。

【免責事項】

当ブログは、2017年〜2018年に渡ってフィアンセビザ・グリーンカード申請を行った筆者の体験を元に綴られています。アメリカの法律や申請時に必要な書類などは頻繁に変わっておりますので、必ずご自身でUSCISおよびNVCの公式ウェブサイト等で最新情報を確認して申請を行って下さい。当ブログに掲載されている記事の内容につきましては、正しい情報を提供することに務めてはおりますが、提供している記事の内容及びリンク先からいかなる損失や損害などの被害が発生したとしても、当ブログでは責任を負いかねますのでご注意ください。

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