アメリカ生活:運転免許証の取り方(NJ州編)


ついに運転免許証をゲットしました!運転免許証を取るまでは、大切なパスポートをIDとして持ち歩かなくてはならないので、本当に面倒ですよね!


そしてアメリカのDMVっていつ行っても混んでて時間がかかるイメージで本当に面倒。今回はニュージャージー州における免許取得の体験記をまとめたいと思います。


免許取得までの道のり

  1. 入籍後すぐ(Lodi):待ち時間1時間 

    K1ビザが有効であれば免許が取れるとの情報を聞きつけ挑んだものの、結局IDチェックで「SSNがないとダメです」と言われ門前払い ※ニュージャージー州では申請の際に必ずSSNが必要と後日判明。

  2. SSN取得後(Lodi):待ち時間1時間

    SSNを持って挑んだものの、またもやIDチェックで「グリーンカード申請中であればEADカードがないとダメです」と言われ門前払い。

  3. グリーンカード取得後(North Bergen):待ち時間1時間+筆記試験30分

    無事にIDチェックを通過したものの、筆記試験に落ちる。

  4. 筆記試験再挑戦(North Bergen):10:25〜13:45 3時間弱もかかりました…

ネット上にはLodiのMVCでは日本人だとかなりの確率で路上試験が免除されると見受けました。実際に私は、LodiとNorth Bergenの2ヶ所を利用し、North Bergenでも路上試験が免除されました。ネット上ではNorth Bergenの方がReviewも悪かったため、私は初めLodiを訪れましたが… 振り返ってみると、対応や待ち時間は正直どっちもどっちでした。笑 Lodiは私の居住地からは車でなければアクセスしにくい場所ということもあり、私は最終的にNorth Bergenにしてよかったと思っています。


免許はいつ取れる?

これはいろんな情報がネットにも溢れていて私も混乱しました。州によっても、また窓口の担当者も言う事が違ったりするので本当に振り回されます。笑


IDのポイントを満たして、SSNと有効なビザ(K1)があれば取れるという情報もネットで見受けましたが、ニュージャージー州では必ずSSNが申請時に必要なようです。ちなみにEADカードが到着後は確実に免許が取れるようですが、免許の有効期限がEADの有効期限に合わせられるので、1年となってしまいます。


また、グリーンカードの取得後に免許を取得した場合は、有効期限が2年になります。待ち時間の長いDMVの手続きを出来るだけ避けたいのであれば、グリーンカードの申請後の方が有効期限が長くなるので良いかもしれませんね。


私のIDチェックに使われたIDと必要書類

  • グリーンカード
  • SSNカード
  • 銀行のデビットカード
  • 公共料金の支払い明細書(住所確認:発行から2ヶ月以内)
  • 日本の免許証


オンラインの6ポイントIDチェック機能を使って、該当するものは全て持って行きました。私の場合は苗字を彼の名前に変更したため、パスポートは旧姓のままで使われませんでした。代わりにグリーンカードがメインのIDとして使われていました!


また、筆記試験に合格した日はその後に2度IDチェックがあり、1回目の処理窓口では日本の免許証と姓が変わっていたので、婚姻証明書を見せるよう言われコピーを取られました。その後にもう一度6ポイントのIDチェックのラインに並ばされ、上記のIDを再提示しました。

筆記試験について


私は英語で勉強していたので英語で試験を受けました。日本語での受講も可能なので、2回目落ちたら日本語で受けようかとも思ったり。笑 でも私の場合、言語の問題というよりもマニュアルを読まずに挑んでしまい… 1回目の試験は見事に落ちてしまいました。笑


法律関係や年齢規制など、マニュアルを読んでいないと分からない問題ばかりでした。カリフォルニア州で免許を取った時は勉強もせずに筆記試験も苦労しなかったので正直、舐めていました。笑 私の旦那さんは別の州で免許取得したそうですが、ニュージャージーの筆記試験内容は結構難しそうだね!とマニュアルをザッと見て言っていました。なのでしっかり勉強をして試験に備えましょう。


ちなみにニュージャージー州では50問の問題が出題されますが、80%の40問が合格ラインです。試験は4択の選択問題形式で出題され、分からない問題があれば飛ばして分かる問題から回答可能。40問正解した時点で合格!となり、試験自体も終了となります。

2回目の試験では不安な問題はどんどんスキップして、分かる問題から回答。220ページもあるマニュアルをきちんと精読し、オンラインで模擬テストも受けまくり、最終的には3問は間違ってしまいましたが無事に合格することができました。しっかり勉強をしたので、自信を持って試験に臨むことができましたよ☆


出題例


ちなみに1回目と2回目の試験で出題は全く違う問題が出ました。私が覚えている限りの問題を書き出しましたので、参考になれば!


  • Q.住所変更は転居後、何日以内にMVCへ届け出なければならないか? 
    A.1週間以内

  • 法的に名前の変更があった際(結婚・離婚等)、何日以内にMVCへ届け出なければならないか?
    A. 2週間以内

  • Q. ニュージャージーへ引っ越して来た際、他の州で取得した有効な運転免許証は
    いつまでにNJの免許に変更申請しなければならないか? 
    A. 60日以内または免許の有効期限が切れる日まで(どちらか早い方)

  • Q.ニュージャージーへ引っ越して来た際、登録した車両はいつまでに
    指定のMVCにて車検を受けなけばならないか?
    A. 14日以内

  • Q.免許書の偽造または改定した際の処罰は?
    A. 運転権限の喪失・最大$1000の罰金 and/or 投獄

  • Q. ○歳以下の子供はどこの席に座らせなければならないか?
    A. 8歳以下で後部座席

  • Q. いつからSpecial Learner Permitが取れるか?
    A. 16歳から17歳の誕生日を迎えるまで

  • Q. ニュージャージーではいつからいつまで冬用タイヤの使用が認められているか?
    A. 11/15〜4/1まで

  • Q. GDLのステッカーは何色でどこに貼らなければならないか? 
    A. 赤色の反射ステッカーを前と後ろのナンバープレートの左上に貼る

  • Q. 消火栓から何フィート離れれば駐車ができるか? A. 10ft

  • Q. 白線とダッシュ線中央線に並んである場合いつ追い越しが出来るか?
    A. 自分側にダッシュ線がある場合のみ

  • Q. No-Zoneとは?
    A. トラックやバスなど大型車両の死角エリアのこと

  • Q. 5ozのワインは何に等しいか?
    A. 12ozのビールまたは1.5ozウィスキー


私が勉強に利用したサイト


どちらのサイトも各州によって違う筆記試験が用意されています。私は初め、携帯アプリがあるので2つ目のサイトだけで勉強していたんですが、マニュアルの内容をカバーしきれていないことに1回試験に落ちた後に気付きました。笑 1つ目のサイトは50問形式で12回分のテストが受けられ、難易度も実際の試験に近い気がします!



ニュージャージー州では日本の免許があれば路上試験が免除される?


ニュージャージー州では運転免許証取得の際、日本の有効な運転免許証を持っていればロードテスト(路上試験)が免除されるという噂は本当でした! ※ニューヨーク州ではこの免除の制度がないそうなので、必ず路上試験がいるそうです。グリーンカードも早く取れたし、路上試験がパスできるとは… ニュージャージー市民の特権ですね〜♡


事前に、有効な日本免許書を持って在米日本総領事館へ行きましょう。こちらから申請書をダウンロード・記入をして、自動車運転免許抜粋証明書という書類をもらいます。手数料は$19・現金のみでのお支払いなのでご注意を!当日申請で、30分も待たない内に書類を受け取ることができましたよ♪


実際に筆記試験を通過した後も、この書類の原本と婚姻証明書のコピーをExamination Permitの用紙にホッチキスで留めて、日本の免許番号と有効期限をその用紙にメモされていました。自動車運転免許抜粋証明書を持っていない場合、日本の免許の提示だけで実技が免除されるかどうかは…正直分かりません。領事館に行くのは面倒ですが、DMVで待たされるのはもっと厄介なので… 私は領事館で抜粋証明書をもらってから行きましたよ。




発行された免許の有効期限は、やはりグリーンカードの期限に合わせられていました。2年後にまた免許更新なのかと思うと面倒ですが… ひとまずこれでアメリカでも自由に運転が出来るようになって嬉しい!どこに行こうか〜♡

アメリカで免許を取る場合、州によってルールが異なるので各州のDMVサイトにて免許取得方法や提出書類はしっかりご確認くださいね!




with Love♡ mimi






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2015年秋に資格取得のためM1ビザでNYへ。 2016年夏に現在の旦那さまと恋に落ち、その後国際結婚。 このブログではアメリカ国際結婚のイロハ 主にフィアンセビザ・グリーンカードについて綴っています。

【免責事項】

当ブログは、2017年〜2018年に渡ってフィアンセビザ・グリーンカード申請を行った筆者の体験を元に綴られています。アメリカの法律や申請時に必要な書類などは頻繁に変わっておりますので、必ずご自身でUSCISおよびNVCの公式ウェブサイト等で最新情報を確認して申請を行って下さい。当ブログに掲載されている記事の内容につきましては、正しい情報を提供することに務めてはおりますが、提供している記事の内容及びリンク先からいかなる損失や損害などの被害が発生したとしても、当ブログでは責任を負いかねますのでご注意ください。

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