グリーンカード:面接からグリーンカードが届くまで


無事に面接が終了と思ったら…
面接終了後、彼に白い紙が渡され、私はパスポートのVISA関連のページのコピーを

もう一度取らせてくれと言われたので、パスポートを面接官に渡しました。

彼女がコピーを取っている間は、外の待合の出てすぐの席で

座って待っているように言われ面接部屋を退室。

面接はかなりスムーズに進んだので私は「やっと終わった〜!」とホッとしていたのですが、

フト彼を見ると何やら浮かない表情をしているではないか。


私「あ、そう言えばその紙なんだったの?見せて見せて!」
彼『これは一体どういうことかな…?』
私「いやいや、あなたが分からなかったら私なんか絶対意味分からないでしょ!笑 でも見せて〜」

そこに書かれていたのはまさかの

《USCIS is unable to complete your case at this time.》という文章。

私の頭は真っ白になった。

彼はきっと用紙を受け取ってすぐにこの文を目にして、私よりパニックになったに違いない…


よくよく読み進めると理由が3つ選択形式で羅列されていて、

私達の理由は1番上《Your case is being held for review》にチェックされていた。

何だって…⁇ てっきり当日に面接官から「おめでとう!じゃあカードがこのくらいで届きますよ」

といった言葉をもらえるとばかり思っていた私達は

何とも腑に落ちない結果に唖然とした… 

レビューされるような事や思い当たる節が特に無かったので本当に青天の霹靂。

1つ思い当たると言えば、私自身のOPTが拒否されて

その拒否結果がID不足という訳の分からない理由だったので

それで不服控訴をした経験があったという事くらい。


面接会場を後にした私達は、帰りの車の中で夫婦でポカンとして、2人して涙しました…
やっと、やっと今日で長かったUSCISとのやりとりが終わるんだー!と思っていただけに、

これは予想できなかったかなりの変化球。

そして私よりも落ち込んだのは彼の方。インタビューも全て上手く行ったのに

彼はやっぱり弁護士を雇えば良かったのかもしれない…と、自分を責め始めてしまいました…


レビューは思っている以上の確率でされている
家に着いてすぐ、私達はパソコンでリサーチを開始。
どうやら私達だけでなく、知らなかっただけでこういったケースは稀ではないらしい。
ネットに書かれている弁護士さんやコラムの情報なので

どのくらい信用できるのかは分からないけれど…


  1. 本当に何か、掘り下げて確認すべき点がある
  2. 面接官がその場で自分自身で判断出来ない事項があり、上司に念のために確認する必要がある

ネット上にも「面接はかなりいい感じに進んだのに

こんな紙をもらってパニックだし、自分のグリーンカードは拒否されてしまうのでないか?」

といった不安いっぱいのカップルの投稿がたくさんありました。


私達もリサーチをして、自分達だけではないと言うことは安心材料になりましたが

実際に何をレビューされるのかに関しては全く手掛かりが分かるわけもないので…

途方に暮れてしまい、やるせない気持ちでいっぱいになりました。


普段来ないUSCISからのアップデートが届く
家に着いて1時間もしないうちに、突拍子もなくUSCISからメールが届きました。
今まで基本的にUSCISのアップデートは事後報告のように、手紙が届いて1〜3週間後に

メールが来ていたので、今回も就労許可等の最新情報だろうと思ってメールを見てみると…

まさかのそこに書かれていたのは

《Your Case Status: Card/ Document Production》というタイトル。


「We ordered your new card for Receipt Number ###, and will mail it to the address you gave us.」


え?待って待って?私と彼はさらにパニックに陥った。笑

レビューするって言ってたけど、それにしても早すぎじゃない?(面接終了から2時間足らず)

さらにオンラインで情報を集めると…
結局面接でおめでとうと言われてこのタイトルのメールが届かないまま、

カードも実際に1ヵ月程届かなかった人もいたり

このメールが届いたらNOAの手紙無しで翌週に手元にグリーンカードが来たという人もいたり
人によってケースバイケースであることが判明。
もはやいろんな情報が溢れ過ぎてて逆にワケワカメ状態。


でもとにかく共通して、手紙で正式にApprovalのNOAが来るまでは

安心出来ないのでその手紙を辛抱強く待つように、と皆さん口を揃えて言っていました。

私達は途中で気疲れしてしまい、「余計な心配をするのはやめよう!」ということで

キッパリとリサーチも一切今後しないようにして、忍耐強く待つことにしました。


ついに待望のグリーカードが届く

  • 2018年3月7日 NOA : I-485 グリーンカード面接日通知
  • 2018年4月11日 面接
  • 2018年4月11日 オンラインステイタス:Card/ Document Production(CPO)へ
  • 2018年4月16日 NOA :I-485 許可通知
  • 2018年4月20日 グリーンカード到着

結局私の場合、面接当日にカードの作成開始という知らせが来てから

3営業日でグリーンカードが許可されたというNOAが正式に届きました。
その後4営業日以内にUSPSの赤い封筒にてグリーンカードが無事に到着。
本当に長かった… 夫婦でまたしも安堵の涙。 笑

フィアンセビザの申請から約1年と2ヵ月…

常にUSCISからの知らせを待ちわびる日々がやっと終わりました。

最後の最後でこんな展開になるとは思っていなかったので、不安すぎましたが…

面接当日に必ずしもグリーンカードが承認されるわけではないということも

これから面接を受けられる方にシェアさせて頂きたく今回の記事をまとめました。




グリーンカードは最終目標ではなく、これからアメリカで暮らして行く上でのあくまでも通過点。
グリーンカードを受け取った日の晩は夫婦で

大切にとっておいたワインを開けてお祝いをしながら、

新たな門出に立った気持ちで改めてお互い頑張ろうねと決起しました。


これで私のグリーンカード取得に関するブログは終わりますが(ちょっと寂しい)
少しは皆さんのお役に立てるような記事がまとめられたでしょうか…笑 
これからは結婚式の準備やアメリカ生活情報についても
いろいろと綴っていければいいな♡と思っています。

with Love♡ mimi





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2015年秋に資格取得のためM1ビザでNYへ。 2016年夏に現在の旦那さまと恋に落ち、その後国際結婚。 このブログではアメリカ国際結婚のイロハ 主にフィアンセビザ・グリーンカードについて綴っています。

【免責事項】

当ブログは、2017年〜2018年に渡ってフィアンセビザ・グリーンカード申請を行った筆者の体験を元に綴られています。アメリカの法律や申請時に必要な書類などは頻繁に変わっておりますので、必ずご自身でUSCISおよびNVCの公式ウェブサイト等で最新情報を確認して申請を行って下さい。当ブログに掲載されている記事の内容につきましては、正しい情報を提供することに務めてはおりますが、提供している記事の内容及びリンク先からいかなる損失や損害などの被害が発生したとしても、当ブログでは責任を負いかねますのでご注意ください。

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