フィアンセビザ :入国審査手続き@JFK


待ちに待った渡米の日がやってきました。

『出会いと別れは表裏一体』とよく言ったもので…

彼と数ヶ月ぶりに会える嬉しさやこれから始まる新生活への期待の反面

家族との別れは本当に寂しかったです。

あんなに飛行機で泣いたのは最初で最後かもしれないなぁ。笑


30を過ぎた頃から両親揃って『お嫁に早く行きなさい』と言っていた割に

やっぱり娘をアメリカに嫁に出すとなると、直前は寂しかったようですね。

まだ渡米されていない方は日本にいる間にしっかりと親孝行をして感謝を伝えましょう♡

私は特に母と一緒に、渡米直前に2人きりで親娘旅に出かけたりしました。

今思い返すと、本当に特別な時間になったと感じています。


入国審査

長いフライトを終えて降り立ったのは夜のJFK。

アメリカ東海岸でも最大規模の空港だけあって、入国審査にはいつもすごく時間がかかります。

飛行機を降りて足早に入国審査場へ向かうも、既に他の便の乗客が長蛇の列をなしていて…

審査まで約1時間も待ちました。無料Wi-fiも全然繋がらず、彼と連絡が取れずにモヤモヤ。


やっと窓口へ進み、私がオレンジの封筒を取り出した瞬間

入国審査官はあからさまに嫌な顔をしました。笑

そして日本から大切に大切に持ってきたオレンジの封筒は、無惨にもビリビリに破られました。笑


『君は何のビザで来たのかな?』

「フィアンセビザで婚約者の彼と結婚するために来ました」

『OK、ちょっと待ってね』


とトランシーバーで誰かと交信し始めたではないか。

そしてその後、追加で質問をされることもなく、まさかの私は別室へと連れて行かれたのです…


別室での入国審査

何も悪いことはしていないのに、ただ別室に連れて行かれるだけで

自分も周りの人も不法入国者や犯罪者のように見えてきます。笑

独特の雰囲気が漂う待合室、各々が暗い顔をしている…

私も勘弁してよという気持ちで、きっと同じような顔をしていたに違いない。

今思うと、ただの長時間フライト疲れや別室に呼ばれたストレスだったと思いますが。笑


1時間長蛇の列で待った後、さらに40分ほど別室で待たされました。

ここでは椅子があったので、それだけが救いだったかな?

いよいよ私の名前が呼ばれ、何を尋問されるのかとヒヤヒヤしていたんですが

まさかの、質問は一切なし。「何でやねん!」と心の中で叫びました。笑

指紋を取られて、『これから幸せな結婚生活を!おめでとう』と

爽やかな笑顔で、書類とパスポートを返却されました。

単純に、窓口の入国審査官がフィアンセビザの処理の仕方が分からなかったとしか思えません。

本当に入国審査官の引きが弱かったです…


税関検査

実は税関申告も少し心配していました。

それはM1ビザで入国した時に、JFKで1度荷物検査をされた経験があるから…

2時間近く待った上に、パンパンに詰めたスーツケースまで開かれたら最悪ですよね。

大きなスーツケース2つにリュック+キャリーオンと大所帯だったのですが

幸い、別室からの税関は紙を渡すだけでサラッと通過できました。


涙の再会

彼には到着してからゲートに出るまで最低でも1時間半はかかると事前に伝えておきました。

それでも逸る気持ちを抑えられなかったのか、私が早く出てきてもいいように

彼は到着の1時間後くらいからずっと待ってくれていたようです。笑


別室に連れて行かれたりと最後の最後まで緊張していたせいか

やっと彼にゲートで会えた時は、本当に安心して涙が出ました。

JFKから入国される方は、無料のWi-Fiも繋がりにくいので

お迎えの時間は到着から1時間〜1時間半ほどと伝えたらいいかもしれませんね。




特に何も聞かれなかったので、質問された内容などをお伝えできずすみません。笑

こんなパターンもあるのか、と参考にしていただければ幸いです。

皆さんはスムーズに入国審査できますように☆


with Love♡ mimi





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2015年秋に資格取得のためM1ビザでNYへ。 2016年夏に現在の旦那さまと恋に落ち、その後国際結婚。 このブログではアメリカ国際結婚のイロハ 主にフィアンセビザ・グリーンカードについて綴っています。

【免責事項】

当ブログは、2017年〜2018年に渡ってフィアンセビザ・グリーンカード申請を行った筆者の体験を元に綴られています。アメリカの法律や申請時に必要な書類などは頻繁に変わっておりますので、必ずご自身でUSCISおよびNVCの公式ウェブサイト等で最新情報を確認して申請を行って下さい。当ブログに掲載されている記事の内容につきましては、正しい情報を提供することに務めてはおりますが、提供している記事の内容及びリンク先からいかなる損失や損害などの被害が発生したとしても、当ブログでは責任を負いかねますのでご注意ください。

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