国際結婚:シビルウェディング〜市役所婚〜

前回のブログ「マリッジライセンスの取り方」でもお伝えしましたが

手続きの方法や手順は州や郡によって変わってきますのでご注意ください。 

私のブログでは、ニュージャージー州・ハドソン郡での手続きの進め方をご紹介しています。

また、同じハドソン郡でも役所によって対応が異なる場合もありますので悪しからず。


Civil Ceremonyとは?

アメリカでは、日本のように婚姻届けを提出するだけでは婚姻関係は認められません。

結婚式の司式資格がある人の進行で「結婚の誓い」を立て、法的な婚姻関係が成立します。

神前式、キリスト教式、仏式など伝統と信仰に基づいて行われる結婚式に対して

Civil Ceremonyは宗教や信仰に関係なく見守る人たちの前で誓いを立てる

いわゆる人前結婚式のことを指します。


きっとフィアンセビザで入国された方々は、90日以内に結婚をすることが条件となっているため

このCivil Ceremonyをまずは簡易的に行って、落ち着いてから

正式な挙式を行うというパターンが多いのではないでしょうか?

私たち夫婦もこの9月に海外で結婚式を予定しています♡


Civil Ceremonyは毎日行われていない場合が多い

注意して欲しいのが、この人前式は行われる頻度が役所によって異なるということ。

ニューヨーク・マンハッタンの場合、平日であれば毎日予約なしで執り行われているようです。

私の管轄役所では毎週金曜日の午後2時からと、かなり限定されていました。

その為、私達は人前式を行うのにも事前予約が必要でした。


そんなことはマリッジライセンスを申請するまでつゆ知らず…

彼の仕事の予定も調整してもらった上で、マリッジライセンスを

受け取りに行った時に、併せてセレモニーの予約を窓口で行いました。

その予約の時に式典手数料として$75をお支払い。もちろん現金・チェックのみ可。


おめでたい日となる結婚式は縁起の良い日を選びたい…ということで

「大安吉日」などを気にされる方も多いのではないでしょうか?

私も母がそういうタイプで、人前式の日取りを選んでくれていました。笑

まさかの金曜日しか人前式がされていないということを知った時はハッとしましたが

運よく、予定していた日がたまたま金曜日でした♡


なかなか旦那様の都合もあって、日取りまで気にしていられない!という場合も

あるかもしれませんが、人前式が行われる日程は事前にしっかり確認しておきましょう!


Civil Ceremonyに必要なもの

  • マリッジライセンス
  • 写真付きID
  • 立会人:新郎新婦それぞれ1名ずつ 計2名
  • 立会人のIDと住所の分かる書類
  • 式典手数料の領収書 

少し疑問だったのが立会人はアメリカ人じゃなくていいの?ということ。

セレモニーが平日の昼間ということで、なかなか立会いをお願いできるお友達も限られます。

私も彼もいろんな友人に声を掛けて、最終的に私は日本人の友人(学生)に

彼は友人のコロンビア籍の奥さんに(主婦・グリーンカード保持者)お願いしました。

日本人の友人にはパスポートとアメリカ国内の住所が記載されている公共料金の請求書を

コロンビア籍の友人にはアメリカの免許をIDとして持参してもらいました。

このような感じで、特に問題なく立会人として2人の身元確認は終わりました。



当日の流れ

  1. 受付にて書類の確認
  2. 立会人の身元確認とサイン
  3. セレモニールームで記念撮影
  4. 別室にて待機(待ち時間:約30分)
  5. セレモニー(約5分)
  6. 結婚証明書(簡易版)受領
  7. 退場

私達の管轄役所では、整理番号などは特になく受付で書類を出した順に

セレモニーが行われていました。私達はその日1番乗りだったので1組目に呼ばれました☆

私はニットにスカートを全身ホワイトでコーディネート。

彼はデニムシャツ+ボウタイにチノパンと2人ともカジュアルな装いに。

一応、自分でブーケをアレンジして持って行きました♡


ウエディングドレスにスーツできっちり正装しているカップルもいたり

フォトグラファーやゲストも勢揃いのスパニッシュ家族もいたりして

この人前式をメインにされている人達もたくさんいた印象でした。


当のセレモニーはと言いますと…

私達の司祭?は市長さんだったのですが、淡々と決まり文句を読んで

夫婦それぞれI DOと誓いを立て、最後にキスをして終了。笑

私達は指輪の交換も、正式な挙式の際に行う予定なのでしませんでした。

予想していたよりも本当に一瞬であっけなく終わりました〜




入籍した後って、ペーパーワークだけなのであまり実感がないと良く聞きますが

こうやって人前式というセレモニーがあったことで、ついに正式に夫婦になったんだな♪と

私は実感を持てました。何よりやっぱり、ここまで辿り着くのにいろいろな手続きがあったので

無事にまた一山越えた!という達成感の方が大きかったかも?笑


これからCivil Ceremonyされる方、素敵な1日になりますように♡


with Love♡ mimi


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2015年秋に資格取得のためM1ビザでNYへ。 2016年夏に現在の旦那さまと恋に落ち、その後国際結婚。 このブログではアメリカ国際結婚のイロハ 主にフィアンセビザ・グリーンカードについて綴っています。

【免責事項】

当ブログは、2017年〜2018年に渡ってフィアンセビザ・グリーンカード申請を行った筆者の体験を元に綴られています。アメリカの法律や申請時に必要な書類などは頻繁に変わっておりますので、必ずご自身でUSCISおよびNVCの公式ウェブサイト等で最新情報を確認して申請を行って下さい。当ブログに掲載されている記事の内容につきましては、正しい情報を提供することに務めてはおりますが、提供している記事の内容及びリンク先からいかなる損失や損害などの被害が発生したとしても、当ブログでは責任を負いかねますのでご注意ください。

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